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ゲーテの『ファウスト』に、こんな場面がある
人を導く対話は難しいと嘆く書生に、ファウストは答える
「心の底から出てこなくては、人の心に届かない」
うわべの言葉だけでは思いは届かないし感じることができない
心の奥底に宿した思いの深さは本人が気づかずとも
自然と振る舞いににじみ出るもの
そこから発する言葉は重みもあるし説得力もある
そして心に感じるもの
自分が燃えてこそ、人の心に希望の火をともすことができる。
そのような人になっていきたいものである
by かつしか
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