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山本周五郎作『ながい坂』に
出世にはやる若い主人公を
人生の先達が諭す場面がある
いまでも生きている言葉である
「一歩、一歩を慥かめてきた、
という自信をつかむことのほうが
強い力になるものだ」
私の人生も長い坂の途中である
一生懸命登り坂を上がっている
ひとっとびに飛び越えることはできない
一歩一歩でしか登れない
だからいろいろな思い出も染み込んでいる
人生の坂道を、急ぐ人もいれば、ゆっくり上る人もいる
人それぞれだが「自分はこれだけやってきた」
そんな坂道にしてみたい
by かつしか
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