信頼でつながっていく事の重要さ

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こんな、実話があった

バングラデシュの経済学者、ムハマド・ユヌス氏と、氏が設立したグラミン銀行

当初、同銀行は専門家のほとんどが破綻すると断言した。

貧困層の女性への融資は前代未聞。

返済が滞るに決まっている、との声が相次いだ。

彼らの言う銀行の常識から逸脱していたからだ

しかし、氏は自ら村へ足を運び、どのような仕事が始められるかを、一人一人と相談して決めていった。

女性たちは、自分を信頼して融資してくれたことに涙し、喜々として働いた

(猪熊弘子訳『ムハマド・ユヌス自伝』早川書房刊)。

結果はどうなったのであろう

金利は決して低くはないが返済率は90%を超え、グラミンの手法は世界中に広がっている

もうお分かりであろう

地位や立場ではない。同じ人間として心を開き、信頼でつながっていく事の重要さ。

その一つ一つの絆は小さいかもしれないが、その輪が幾重にも重なり大きな力となる。

会社や組織だったら、なおさらのことではないでしょうか。

「あの人は、自分をわかってくれている」。

この信頼があるところ、何倍もの力がわいてくる、

“一人”との心の結束を大切にしてきたからこそ、その先が見えてくる

自身の成長、結果なくして人への信頼は生まれない。

 

 

by かつしか

 

 

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